【簿記2級への道】③商品売買
皆さんこんにちは!
薬剤師で一児の父、好奇心旺盛な新米ブロガーのアキヒロです!
簿記2級への道③ということで
今回は簿記3級の商品売買について学びました!
商品売買の会計処理方法は大きく2つ
・分記法→商品勘定と商品売買益勘定を用いる
商品を仕入れたら資産の増加として扱い、販売したら売価と原価の差を売買益として処理する
・三分法→仕入勘定、売上勘定、繰越商品勘定の三つを用いる
商品の販売→売上という収益の発生
期末に在庫がある→繰越商品として決算整理
このうち主に使われるのは三分法です。
具体的にはこんな感じ
一連の仕訳によって、仕入勘定の残高が売上原価になる
返品
返品は仕入も売上も考え方は同じ
いずれも仕入または売上時の処理を取り消す処理を行う
諸掛
商品売買に関わる諸費用のこと
→全4パターン
1.仕入諸掛(取引費用)の自己負担
→仕入勘定に費用を含める
2.仕入諸掛(取引費用)の相手負担
→立替金勘定とするか、買掛金の減額とする
3.売上諸掛(発送費用)の自己負担
→発送費勘定とする
4.売上諸掛(発送費用)の相手負担
→立替金勘定とするか、売掛金の増額とする
仕入帳と売上帳
仕入帳は仕入取引の詳細を記録するための補助簿のこと→総仕入高と返品と純仕入高を示す
売上帳は
売上帳は売上取引の詳細を記録するための補助簿のこと→総売上高と返品と純売上高を示す
商品有高帳
商品の種類ごとに、受入、払出、残高を原価で記録するための補助簿
記録方法は2つ
・先入先出法→先に入ったものから先に出ていくと仮定して計算、記帳する
・移動平均法→単価の異なる物を仕入れるつど、原価の平均値を計算する方法
これは具体的に書いた画像がわかりやすいですね。笑
先入先出法
移動平均法
今回はここまでです。
いよいよ簿記の基礎を用いて売買を処理する内容に突入してきました。
ここまで勉強しただけでも、最初に学んだ貸借対照表や損益計算書、仕訳、転記の理解が重要であることがよくわかります。
これらを繰り返し復習しながら、進めていくことが良さそうですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
振り返りはとても大事!
アキヒロ